暦も10月になり、秋らしい気候となってまいりました。
夏の疲れも出てくるこの時季、睡眠を充分とることで、快適に過ごしたいものですね。
心と身体の健康維持に大切な睡眠について、より良い睡眠をもたらすためにおすすめのアロマテラピー活用法をご紹介します。
一日の終わりに入浴と共に楽しむアロマテラピー。
ぬるめのお風呂に、リラックスする精油を入れてゆったりすることで、気分を落ち着かせ、快適な睡眠を得られると言われています。
その際におすすめの香りは、ラベンダー。
お風呂に1~5滴入れて入浴。
とても手軽にアロマテラピーをお楽しみいただけるので、初心者の方はぜひお試しください。
眠りが浅い時におすすめのアロマテラピー。
芳香浴で好みの香りを漂わせる。
【香りのアレンジ】
ラベンダー・フランキンセンス・スイートマジョラムそれぞれ1~2滴
香りを楽しむ方法についてはこちらをご参考になさってください。
手足が冷たくて眠れないときにおすすめのアロマテラピー。
トリートメントオイルを作り、足裏、足首、手首などをトリートメント。
【香りのアレンジ】
キャリアオイル…30ml
ラベンダー…2滴
オレンジ・スイート…1滴
ブラックペッパー…1滴
ゼラニウム…2滴
※ご使用前に必ずパッチテストをしてください。トリートメントオイルが残った場合は、冷暗所などに保管して1週間以内を目安に使い切りましょう。
アロマデュフューザーや、トリートメントが難しい時は、サシェやコットンに香りをつけて、枕のそばに置くだけでもOKです。
その際は寝具に色移りなどしないようにご注意ください。
子供と一緒に楽しむアロマテラピー
お子さまと一緒の方にお勧めなのが、お風呂に浮かべて楽しむアロマライト。お風呂に精油を入れることができない乳幼児や、皮膚の弱い子供と一緒のバスタイムでも安心です。
照明と一体型のものならライトによるリラクゼーションも期待できますね。
ラベンダー芳香入浴をすることで、ママがリラックスして、笑顔や乳児へのタッチが増加するとともに、乳児の泣く回数が減少し、睡眠の質の向上も見られたという論文発表もありました。
忙しい毎日に、アロマテラピーをお役立て下さい。
出典:公益社団法人日本アロマ環境協会機関誌 No,69より
記事:AEAJ認定アロマテラピーインストラクター:宮部さちこ