いよいよ紅葉シーズン真っ盛りですね。今年も残すところ1ヵ月ちょっととなってきました。冬の到来とともに気を付けたいのが、インフルエンザやノロウィルスに代表される様々な感染症です。
最近では様々な感染症予防策が提案されていますが、アロマテラピーもその一つとしてお役立て頂けます。
エッセンシャルオイル(精油)の中には抗菌・抗ウィルス効果があるとされているものがあります。一般的にはアロマテラピーは皮膚に対してや、心のケアにご利用いただくものと思われている方も多いと思いますが、実は植物から直接抽出したエッセンシャルオイル(精油)は何らかの抗菌・抗ウィルス効果が期待できるとされています。そういったオイルをお選びいただくことで、健康管理と感染症予防のお手伝いができるものとおすすめしています。
今回は抗菌・抗ウィルス効果が期待できるエッセンシャルオイルを使って、ルームスプレーの作り方をご紹介します。
<抗菌・抗ウィルス効果が期待できる代表的なエッセンシャルオイル>
・ティートゥリー(すっきりとした香りが特徴。殺菌・抗菌・抗ウィルス作用の全てを備えた万能精油。)
・ユーカリ(爽やかな香りが清涼感を与えてくれます。特に殺菌・抗菌効果が優れているとされている。)
・レモングラス(レモン様の香り。虫よけ作用としても有名ですが、抗菌・抗真菌作用も期待できます。)
【風邪予防ルームスプレー(アロマスプレー)・レシピ】
無水エタノール…10ml
精製水…40ml
ティートゥリー…5滴
ユーカリ…2滴
ラベンダー…3滴
全ての材料とエッセンシャルオイルをスプレーボトルに入れよく振って混ぜます。
お部屋の中にスプレーすることで風邪予防にお役立ていただけます。
※スプレーは1~2週間を目安に使い切ってください。
記事:AEAJ認定アロマテラピーインストラクター:宮部さちこ