( 3回にわたりお送りしてきたゲノム編集レポートもいよいよ最終回。i さん、ありがとうございます!)
『日本では、ゲノム編集はどの程度普及しているのか?』
◎日本でもすでに、トマトのピューレがネットで販売されてる。
◎サナテックシード(株)が、ミニトマトの苗を無料配布している。
☞2022年には障害児福祉施設に。2023年には全国の小学校に配布、と決まっている。これに関して、受け取り拒否してほしい、と市民から自治体に要望書を送り、拒否した自治体はある。例えば北海道では39自治体。詳しくはhttps://okseed.https://okseed.jp/news/entry-108.htmljp/news/entry-108.html
逆に、ゲノム編集食品を推進している自治体(ふるさと納税の返礼品に太ったマダイを送っているところ)もあり、国内で試験中の作物がいくつもあるそう。
でも、どうしたらいい?…心配なことばかりではなく。
●企業に取り込まれる前に、市民の声を自治体に届けること→編集されたトマトの苗を小学校へ配布することを取りやめの前例有り
●表示義務がないのは検出が出来ないから(自然と変わらないという言い分)、とされてきたけど、検出できるということを証明しようとしてる研究チームがあること(GREEN PEACEなど)。
●OKシードマークを広める→OKシードプロジェクトでは、ゲノム編集でない食品につけるためのマークを作りました。種の袋、苗、野菜のテープや袋などに付けて使用できます。農家さんなどに広めてください。
そして、マークを見かけたら、買って応援してください。
●OKシードプロジェクトの紹介をする→SNSで紹介してください。
●もし伝えることが出来なくても、少しづつでも理解してください。
専門的なことは、理解が難しく、ここにも紹介しきれない内容もあります。でも、将来に、知らなかった、と言いたくないし、子どもにも説明できるようでありたい、との思いでこうして書かせていただきました。
読んで下さり、ありがとうございました。
【参考資料】
『ゲノム編集神話と現実 煙幕の中のガイドブック』 OKシードプロジェクト
『タネを守ろう!』 日本の種子(たね)を守る会