大宮支部は10月3日,5日、(組合員32名の参加)オンライン上映会を行いました。
映画では、アレルギー・癌・不妊症・自閉症・関節炎・糖尿病・慢性腸炎・早期老化・他多数が、遺伝子組み換え作物との関係を指摘されていました。
政府やマスコミはアテにできないし、事実を公にさらそうとすると研究者は解雇されてしまう、という話も…。(サステイナブル委員 吉永)

参加者の方々から沢山の感想を頂きました。抜粋してお届けします。

 

『次の一歩、どうする?』

体の不調、癌、アレルギー疾患、外国で農業従事者たちや、動物たちが死んでいること。種と農薬を買うために借金をして、果てには自殺してしまうこと。外国の話が多かったが、日本は対策が特に遅れていることも改めて知り、でも、自分がうまく周りに話せないこともあり、もどかしく感じる日々。(N.Hさん)

生活クラブが生産者と組合員と一緒に、どれほど情報を集めているか知人に知らせたいと思う。知らなければ生活クラブに入っている意味を感じられないまま、普通の生協と同じ価値観で比べられ、高いだけの生協になる。あ~、伝えたい。( E.I さん)

「生活クラブの消費材は、 NONGMで良かったね」で終わらない話がある。種子法が廃止されたが、日本の種子が外国資本に管理され食料依存率を高める危険がある。第二弾の企画として種子を守り、自給率を守ることなどの学習会を希望。(りえママさん)

買い物をするときは、表示をチェックして国産品にするなど意識していますが、自分のことだけで終わっている。大宮支部の発信力すごいと思います(YMさん)

今回の内容は遺伝子組み換え食品による不調を体験された方々の思いや、動物実験の実態など、リアルにその恐さが伝わった。生活クラブの組合員だからこそ、安心安全を多くの方に伝えたい。(M.Fさん)

遺伝子組み替えでないほうがいいとは思ってましたが、なぜかはわかっていませんでした。映画を観てよくわかった。食品の品質について考えてもらうことが大事。(s.hさん)

映画を観て声を上げることは力になると感じたが、日本では時に政治批判になり、何かの思想のように受け取られる傾向にあります。このような場で、多くの人に危険性を知ってもらい、そうすれば買いたくなくなります。それが企業の体質を動かす一歩になると感じました。(Yamagata.Yさん)

感想の中で「教育の格差ならぬ、「食の格差」がある」と言った方がいて、私もまさに思っていました。生活クラブの消費材は、価格だけ比べると高いと感じる人もいるのもわかるし、食にお金をかけられるような経済的な後ろ盾が必要だと思っています。自分の子どもだけでも生活クラブの食で育てればいいか。と思っていたのが、今回の映画で打ちのめされました。あらゆる子どもが、遺伝子組み換えでない食べ物を食べる権利がないといけないと思います。私の心がもった「差別の心」の芽を摘むために、行動していきたい。(ハムさん)

『不買が力に!』

遺伝子組み換え飼料で育った家畜や遺伝子組み換えの大豆やトウモロコシなどがどのような影響をもたらすのか学んだ。本能で動物や子どもはナチュラルなものを選ぶピュアな感覚を持っているのに人間の大人が何をどう選んでゆくか…(だんごむしさん)

モンサント社の企業の利益追求、モラルの無さに驚く。生活クラブは、24年前から対策を取っているとのこと。「私たちは幸いにGMOを避けられる恵まれたところにいますが、そこに辿り着けない人は…」とのサスティナブル委員の加藤さんの言葉が残った。(あんこさん)

政治とお金が事実を捻じ曲げている構造にはうんざりさせられたが、消費者や一部の研究者の立ち向かう熱意に力づけられた。アメリカでは5%の消費者の運動が起これば変化するだろうということだが、日本でも、より大きな動きにつながれば良いと思う。漠然としていた遺伝子組み換えへの不安が、根拠のあるものになった。(YBさん)

まだまだ多くの人に伝えていきたいこと。原発も同じ、「使わないこと」で変わっていくことがある。(Sachiさん)

 

『情報を俯瞰してみること』

私が高校生くらいに遺伝子組み換え食品で飢餓を救えるとニュースをみた記憶がある。当時、そのニュースを信じ、良策だと思い、遺伝子組み換え食品に賛成していた。こどもが生まれ、私の考えは変わったが、食糧不足をどう補えばいいのか?そこは疑問だったが、食糧不足すら嘘だという意見がありショッキングだった。私たちは専門的な知識がなく、調べることに限界があるため簡単にニュースを信じてしまうが、ニュースには必ずスポンサーがいることを忘れてはいけないなあ。何事も俯瞰してみることが大切。(M.Sさん)

遺伝子組み換えは時を経て色々な弊害がわかってきた。遺伝子組み換えからゲノム編集へと変化しています。10月から表示義務なしでゲノム編集食品が販売されるし、10月8日にゲノム編集にノーベル化学賞という記事が掲載されていました。。(amさん)

 

『なにを食べたらいいの? 』

遺伝子組み換え食品、食べたくはないが、少しだけならと外食してしまう。高級中華料理店でも使っているとか?コロナの真っ只中は外食もせず、ただただ家食でした。安全な物だけを食べていればいいけど…家の外での食も考えていかないと。とくに子どもたち、宝ですよ。(Y.Hさん)

周りには遺伝子組み換え食品について知っている人が少なく、安くて便利な食品に流れがち。もっとたくさんの方に知ってもらい、これ以上遺伝子組み換え食品が広まらないようにしなければと思った。楽しくあるべき食卓ですが、この映画を観て、なにを食べたらよいのか、戸惑ってしまってしまったのも事実…(ジャスミンさん)

自然の恵みとしていただく食物という意味がなくなってしまったようで怖くなりました。(さすてなぶりっこさん)

 

『オンライン上映に関して』

気軽に参加できてよかった。日頃組合員活動にハードルを感じている人も、参加しやすいかも〜(Yamagata.Yさん)

コロナ禍で活動が制限されている中、一人でも多くの組合員と活動を共有ができる機会が嬉しかった。またこのような企画があれば参加したい(amさん)

パソコンで視聴しましたが、枠いっぱいに画像が写し出されて、大満足(Yさん)

スマホで視聴しました。DVDデータが重いのか、時々画像が停止して読めない字幕がありました。オンラインDVD上映は画期的!また企画してください(mOu_mOuさん)

「申し込みが受理されている」などの連絡がいつくるか、お知らせして欲しかったです。受理されているか心配でした。感想を言う時間では、できる限りビデオオンにして、顔が見れる組合員同士の交流の場になるかなと思いました。(A.Sさん)

ZOOMで開催、よかったと思いますが、字幕のあるなし、何分上映か、休憩の有無などのアナウンスがあると良いと思います(stさん)

字幕を追うのに疲れてしまった、途中で休憩があれば、、と思いました(あんこさん)

 

大宮支部は、2020年の活動費で、環境関連の映画DVD作品14本を購入決定。おおみやroomに設置し、大宮支部の組合員が借りられるようにします。
12月26日(土)は、「わたしの、終わらない旅」の映画配信も予定。ぜひ、ご参加ください。
申し込み詳細は、12月に、機関紙Omiya通信でおしらせします。今後も多くの人と話し合いたいテーマです。(感想まとめ/永山記)