大宮支部総代 溝口久美子

コロナ禍で、今年度の総代会は書面議決書を推奨していることもあり、
会場の埼玉県県民健康センター大ホールに訪れた議決権を持つ総代は
8名(その他委任状1)という状態でした。

来賓あいさつはなく、理事長のあいさつの後の審査で、
全総代数251名、当日参加者8名(議長、書記などを除く)、
委任1名、書面議決者230名の合計239名で、
総代会は成立したことが告げられました。

参加者の少なさにも関わらず、例年通り議長2名、
議事運営委員2名、 議事録署名人1名を選出し、
書記2名を任命し、 粛々と議事はすすんでいきました。

議決の結果は「2019年度活動報告」賛成230名-反対3名、
「2019年度事業報告・決算報告および剰余金処分」賛成230名-反対3名、
第3号議案「2020年度基本方針及び事業計画と予算」
賛成225名- 反対7名その他の議案も賛成多数で可決されました。

会場参加者はすべてに賛成でした。

私は今年度連続4年目の総代会参加でした。

唖然としながら通り過ぎた1年目、意見を述べようと臨んだ2年目、
他の総代が意見を述べる中、私も発言するも、
総代会本来の意見のやりとりでないと言われた3年目。

今回こそは協同組合にふさわしい総代会を体験してみたくて、
総代会が開催ならば、迷うことなく参加と心に決めていました。

総代会までの流れは、2月に総代の立候補受付を行い、
15名の総代が決定されました。

その後、本来は3月に組合員意見交換会、
5月に総代説明会が各ブロックで開催され、
予め郵送されてくる資料と理事会回答書を読んで、
会議に臨むことになります。

しかし、今年はコロナ禍で会議は2回とも中止。

その代わり、送られてくる資料と理事会回答集対し、
配達便やメールで意見を提出するというやりとりを繰り返しました。

総代会当日は、どうしても伝えたいことを一つに絞り、
会場へと向かいました。

コロナ禍で大宮支部の参加は私だけだったと思いますが、
大宮支部の総代は最多の15名、一昨年は半数程度、
昨年は9名の参加で欠席が多く、
今回は昨年暮れから意識が高く 当日参加が可能な人を候補にし、
鉄壁のメンバーを揃えました。

ところが、コロナ禍。総代全員参加の夢は破れてしまいました。

参加者は想像通りの人数でしたが、
こんな時に来る人は 強者どもと思っていたところ、
意外なことに終始静かで、 第3号議案で唯一
私が意見を述べただけで、11時前に終了。

議事終了後、13年間専務理事を務めた重盛氏が退任し、
連合会の監事となることが紹介されました。

活気のある会を期待している私としては 今年も残念な総代会でした。

しかし、新しい日常の中で、総代会は今回のような
書面議決というスタイルへと移行していくのかもしれないなあ~、
などと思いながら、浦和デポーで買い物をして帰りました。