【無料講座】講師 印鑰智也氏「ポストコロナ社会の食を考える〜私たちにできること〜」
7月11日(土)、13:00受付開始  13:30〜15:30
ZOOMを使用しての、オンライン講座を受講しました。
大宮支部から、私永山と、サステイナブル委員の吉永さんが参加。
熱い感想メールをいただいたので、編集してブログに記載します。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

印鑰氏の講座を受けての感想

平和に日常を過ごしていると忘れがちですが、印鑰氏がいっていた、
「このままではあと30年後には地球上の90%の土がダメージを受ける」
というような、目には見えない未来の話の部分がありました。
30年後といったら私が(生きていたら)60才過ぎの頃ですが、
その頃に世界的な大飢饉が起こると予測できるのかなと。
老後のお金も心配だけど、老後に農地がなくなるのも心配です。
動ける若いうちに、土の貯金をしなければなと思った次第です。
ちなみに、地球上の農地の内、有機無農薬の畑が三分の一を占めたら、
気候変動は収まるって、土壌学者がいってました。
フランスはそれを信じて国レベルで動いているとの事です。
 

ZOOMでのオンライン講座を受講してみていかがでしたか?

 

ZOOM講座自体は的確でスキがなく大成功でしたね。私も交流会へのアイディアいっぱいもらいました。
一方的な情報提供であれば、このような形で知識を得るのは悪くないように感じます。
しかし、せっかく給食を有機にする会の方がいらっしゃったというのに、
その方たちと交流できなかった事は、時間の都合とはいえ勿体ないなと感じました。
一方通行になりがちなZOOMの宿命みたいなものを感じました。
(生活クラブ大宮支部HP編集担当より注:
実際には給食を有機にする会の方はご参加されてなかったと後日わかりました)

アメリカで作られる遺伝子組換え作物を輸入する日本

最後のまとめで進行役の木下理事が、
「日本の皆さんが食べる事っていうのは、アメリカの土地をどうするかって事に
 ものすごく関わっているんです。日本の皆さん頑張って下さい」
という、アメリカ人からのメッセージがあった事を話してくださいました。
確かにこれ大事な話だなと、逆の立場を考えると恐ろしい事だなと思いました。
例えば、ウチの田舎で外国向けに作物作っていて、そのせいで、
ふるさとがどんどん不毛の地になっていくって事ですよね。
化学肥料たっぷり、農薬たっぷりな土地が嫌だから
農家に「そんな農業やるの止めて!」と訴えると、
現地の農家からは、
「だって〇〇人が買ってくれるんだもん」という反論がきて止められない事態。
そのアメリカ人が日本に来てまで訴えたくなる気持ち、わかります。
なんか将来戦争の火種になりそう。

遺伝子組み替え作物と学校給食のこと

クラスに一人くらい、すぐカッとなる子ややる気の出ない子はいると思いますが、
そういう精神症状も遺伝子組み換え作物と、著しい関連があるとの事でした。
問題児は周りにも迷惑をかけますが、悪いのはその子本人ではないんですね。
どうにかしてあげたいなと思いました。
印鑰さんおススメの学校給食有機化は、
さいたま市の場合、センター方式という複数の学校の分を大量に一カ所で作る方式なので、
少数の声だけでは響かないみたいです。
という事でさいたま市なら、幼稚園や保育所のお昼ご飯から始めるのが適策らしいとのこと。
日に一食変われば、問題行動の減少や疾患の緩和など、すぐに効果がでると思います。
我が家は外食すると、必ず数日以内に夫婦喧嘩になるので、体験からお勧めできます。

サステイナブル委員 吉永